大志 (Ambition)
大学院入試(受験)対策
目次書類審査
書類審査のための書類と対策には次のようなものがあります.
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履歴書
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研究計画書(特に重要)
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願書(志望動機)
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業績調書(社会人特別選抜)
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論文の別刷り(社会人特別選抜)
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健康診断書
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職場の承諾書(社会人入試)
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受験資格審査申請書類
受験対策:これまでの学歴,および職歴等を記入します.学歴は大学院受験資格の有無をしらべ,職歴では社会人特別選抜の可否を調べます.
受験対策:大学院に入学した後,どのような研究を何処でいつまでに行うかを記載します.合格を左右する大切な書類ですので,慎重かつ正確に記載しましょう.
受験対策:なぜ大学院に行きたいのか,しかも受験する大学院の特定の研究室が志願者の研究とどのようなつながりがあるのかを明確にすることです.
受験対策:これまでの研究業績を列挙します.
研究業績は学術論文と学会発表に分けて記載します.
学術論文は
1. 表題
2. 著者名(掲載の順序で全員)
3. 掲載雑誌名,巻,号,項,発行年月
口述発表は
1. 発表者名
2. 学会名,発表年月
特に社会人特別選抜では,学術論文の投稿先と口述発表の学会のレベルが重要視される場合があります.商業誌へ投稿された学術論文を含めない場合があります.
論文の別刷りとは,学術論文が雑誌に掲載されたときに同内容の物を別に印刷したものです.一般試験のときは必要ないとおもいますが,社会人特別選抜で受験科目の免除を受ける場合に必要となってくる場合があります.
社会人の場合,職場での健康診断結果のコピーでも通用する場合もありますので,受験する大学とコンタクトをとって,尋ねるのが良いと思います.
この書類は社会人入学,社会人特別選抜等で入学試験を受けるときに必要になる場合があります.社会人の場合,大学院に専念することがある程度義務付けられます.会社から提出する一種の許可書と考えると良いと思います.
短大あるいは専門学校から大学院を受験するための書類です.ほとんどの大学院で受験可能です.このために業績を作るのはそんなに難しくありません.
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面接試験
合否に影響大の面接試験
受験対策:面接試験は上記書類審査中の「研究計画書」に続いて合否に大きく影響する大事な事柄ですので,十分な対策が必要です.
面接試験には二種類あります.
ひとつは一般的な面接と考えていただいてよいと思います.
もうひとつは研究に対してのプレゼンテーションを行います.
気になる面接の時間ですが,これも千差万別で15分程度のところから,1時間程度のところまでさまざまです.
研究計画書の部分で触れた研究計画について聞かれることが多いため,十分な予習が必要です.
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小論文
水平思考で突破
受験対策:少し広い範囲で考えましょう.特に研究内容と研究科や研究分野との関連性をつかむことが重要です.
問題に対する受験生の意見を聞きたいのですから,人の意見ではなくて自分の意見を書きましょう.
得意分野と関連性を持たせて書くかが合格の一歩です.
社会人特別選抜では免除される場合もあります.
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専門試験
受験対策:全般からの出題が多いと思います.
受験時に持っている専門分野の知識を見ますので,あまり変な問題は出題されないと思います.
社会人にとっては専門ですので,大丈夫と思います.
社会人特別選抜だと免除される場合もあります.
過去問があるところもありますので,大学院の事務所に尋ねて見て下さい.
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英語試験
受験対策:自分の得意分野の解答を第一に行います.
ほとんどが辞書持ち込み可能です.
英語の受験科目が無いところもあります.
英語の得点で足きりをするところも有りますが,少ないと思います.
研究計画書と面接での得点が高いと,英語の得点はあまり気にしなくて良い場合も有ります.
緻密な研究計画書を作成すると英語対策にもなります.